8-3 データの軽減

      いろいろな方法があると思いますが、私の軽減方法を紹介します。

 

    ■ ROUND関数を利用して数値を丸める

      入手したデータは、小数点以下何位までのものが得られていますか。国土数値情報は、

            小数点以下6位までですので、これをまるめてみました。

      

   <まるめの手順>

    データをまるめる。

    同一となったデータを削除する。

 但し、経度と緯度の両方が同一なものを削除しなければいけません。

 

   < EXCEL でまるめた例 >

     ※CD列が元のデータ、EF列がまるめデータです。

 

   【ポイント】・元データ数が多いと EXCEL が重くなるので、EF列を記述したら

         値複写し、その後 CD列の元データを消去しGH列の記述をして

      進めてください。

          ・「●」印のデータを行ごと削除すれば完了です。

 

  【データ軽減例】

   実際には、仮描画(経度、緯度のまま描画)をしてみて、元データとかけ離れてい

   ないことを確認することが大切です。

   ここでは、国土交通省国土政策局[国土数値情報行政区域データ]を元に私が編集、

     加工したものです。データ名:N03-17_42_170101.shp長崎

          まるめとデータ数(経度緯度ペアポイント数)       加工データ名:N03-17_42_170101.shp
   データ  ポイント数  
  元データ 972,112    
  データ  Round(3) 80,018   ←あまり劣化していないようです。
  データ  Round(2) 16,686   ←階段状になってしまいました。